【S5】ペリガメナット(とゆかいな仲間たち)【最高:10xx位/最終:爆死】
皆様、S5お疲れ様でした。
今更ですが、記事を作成しました。
初めての記事となりますので、読みづらい部分があるかと思いますが、留意頂ければ幸いです。
構築記事というよりもサブロムで使用していた構築の雑記ですので、その点も踏まえてご了承ください。
さて、サブロムでは主に天候パを軸として構築を使用しており、今回は雨パを採用しました。
【4/25時点での順位】
※この後勝利して3桁チャレンジまで行ったのですが、画像を取り忘れ&敗北しました;;
【初期構築】
●ペリッパー:湿った岩
図太いHB
熱湯、暴風、叩き落とす、とんぼ返り
●カジリガメ:ラム
意地AS
●ナットレイ:残飯
勇敢HAbベース(HB:陽気ミミッキュのA+2珠Dゴーストダイブ耐え)
パワーウィップ、ジャイロボール、宿り木の種、守る
●ドリュウズ:気合の襷
陽気AS
※チョッキドリュウズも試行しましたが、襷の方が使用感は良好
●ドラパルト:命の珠
控え目:CS
流星群、シャドボール、雷、火炎放射
●ミミッキュ:呪いのお札
陽気AS
【所感】
当初は、ペリッパーに湿った岩を持たせ、雨の場もちを高めながらナットレイとのサイクルを回し、ラムカジリガメで欠伸をケアor起点から舞う事でフィニッシャーとして雨下や自らのダイストリームで雨を降らせてスイープする動きを意識していました。
相性保管として、電気の一環を切り、ペリナットと合わせてサイクルを優位に運ぶステロ役として襷ドリュウズ、雨下のカジリガメ以外の高速アタッカーとして珠特殊ドラパルト、便利枠としてお札ミミッキュで回しており、相手の構築に合わせた柔軟の選出により高い勝率で中盤を推移しておりました(あまり対戦回数をこなさない為、順位はお察し)
終盤には特殊ドラパルトの増加により、初手ナットやペリッパーが何もできずに落ちていき、ダイマを切られると珠カジリガメのダイロックでも確定では倒せない為、常に特殊ドラパルトの陰に怯え、汎用性の高いペリガメナットという並びが選出できない事が多々発生。元々皮を盾にダイマ、雨ターンを枯らしてくるミミッキュとドラパルトにはペリガメを選出しなくなる傾向が増え、構築の意義が失われていると感じ、様々な保管役を探してみていたが、なかなかしっくりくるポケモンが見つからず、ならばあえて雨選出を表とした裏の独立した選出をしようと考えました。
雨選出の厳しいドラパミミッキュミトムが同居している構築に対しては、できる限り雨を出さない事を意識し、上3匹に強く出るためにSが上昇した型破りドリュウズをアタッカーとして刺す事にし、龍舞バトンドラパルトを採用。
特に、ペリガメナットのドリュウズはスカーフもしくは襷が多く、ドラパルトも特殊アタッカーを意識されやすくバトンが読まれにくいと思い、相手の考慮外からバトンを繋げられる起点作成役を模索(普通の粘土両壁は初期からバトンを想定され易いため)
とあるツイートで、ゴチルガエンについての呟きを発見し、捨て台詞ガオガエンの起点作成能力の優秀さに気づき、雨選出でよく行われた初手対面でのドラパミミッキュは大体引くため、裏から出てきたポケモンに捨て台詞が刺さり、そのままドラパルトで龍舞、バトンをしやすい流れが想定できた為、最遅襷ガオガエンを採用しました。
【最終調整】
●ペリッパー:眼鏡
控え目HCs
波乗り、暴風、とんぼ返り、堪える
●カジリガメ:命の珠
意地AS
●ナットレイ:残飯
呑気HAbベース(HB:陽気ミミッキュのA+2珠Dゴーストダイブ耐え)
パワーウィップ、ジャイロボール、ボディプレス、守る
※S実数値24:最遅ナットレイ抜き抜き
●ドリュウズ:ラム
陽気AS
●ドラパルト:弱点保険
意地:HAs
ドラゴンアロー、鋼の翼、龍舞、バトン
※S:最速100族抜き
●ガオガエン:襷
勇敢:AC(最遅)
オーバーヒート、DDラリアット、鬼火、捨て台詞
※捨て台詞後にドラパへ被弾する事を防ぐために最遅
【選出】
●ペリガメナット:初手に電気技が飛んでこないと判断時
●ナットペリガメ:初手ミトムやヒヒダルマの選出濃厚時
●ガメペリナット:初手ラプラスの選出濃厚時
●ガエンドラパドリュウズ:ドラパミミッキュロトムがいる場合はほぼコレ
※相手にアーマーガアやナットレイ、カバルドン、黒い霧持ち(ミロ・ドヒドイデ)がいる場合は出さない
【所感】
まず、当初の雨選出からペリガメ+保管枠という選出をほぼしなくなり、裏選出であるガエンドラパドリュウズで厳しいアーマーガアやナットレイには雨を選出すると決めていた以上、特にこの2体に致命的なダメージを与える必要が出てきた為、ペリッパーに眼鏡を持たせる事にしました。サイクルを重視していた為、雨ターンを伸ばす必要性をさほど感じなかった事やダイバーンで天候を変えられてしまう事が多々発生する為、それよりも物理が高い相手への特殊打点を優先。
カジリガメは、ドリュウズにラムを持たせたかった為、命の珠を採用し、さらなる火力の増強をすることで抜き性能は格段に上昇したものの、諸刃の反動や元々の耐久が高いわけではない為、珠ダメがマイナスに働く点は憂慮しなければならなくなったのは痛いところ。
ナットレイに関しては、剣舞ミミッキュの相手をする役目は必須の為、その分の耐久を確保することの他に、相手のナットレイを自身のナットレイで削りに入れる必要も出てくる(こちらに有効打がないとペリッパーに引かざるを得ず、相手は宿り木・守るを連打してくる)為、宿り木を切って、ボディプレスを採用。守るは、初手のヒヒダルマの技を見るために外すことができず、色々と欲張った構成になったが、あとは立ち回りでカバーする事にしました。
裏選出であるバトン構築ですが、こちらはガオガエンで起点を作成し、ドラパルトで舞い、バトンをするだけなので、ドリュウズにバトンができればほぼ勝利する事ができ、その点のみを意識した立ち回りをするだけでした(あとは急所被弾しない事を祈る)
ガオガエンは襷の為、物理相手ならば「威嚇→捨て台詞→ガエンに戻して威嚇」で火力を削ぐことが出来る為、ドラパルトやドリュウズの起点を作成する事は容易でした。
【終わりに】
ペリガメナットは100戦ほど回しましたが、個人的には岩ペリッパー・ラムカジリガメ・残飯ナットレイの組みあわせが一番使いやすく、立ち回りもスマートにできたと思いました。しかし、眼鏡ペリッパーや珠カジリガメの瞬間火力を知ってしまうとなかなか戻す事もできなかった為、少々反省。とはいえ、まだまだペリガメナットはポテンシャルを秘めている構築の為、今後の解禁ポケモンや環境の変化に応じた保管役や立ち回りを見つけてみるのも面白いと感じました。
おまけに、ペリガメナットの天敵を個人的に記してみたので、良ければご参考程度に。
ここまで読んで頂き、有難うございました。
◆雨パ(ペリガメナット)の天敵ランキング
☆Sランク(犯罪者級)
・ミミッキュ:皮で受けられて、剣舞→ダイウォールで雨が切れて、返しのダイなんちゃらでガメが死ぬ。ナットで倒すが、剣舞Dゴーストダイブだと削れてるとナットも死ぬ
・ドラパルト:特殊、身代わり、スカーフあたりが辛い。特に、特殊は10万でペリッパーが雨降らせただけで乙るか、ダイバーン→ダイサンダーで雨すら残せずに死ぬ
・水ロトム:初手トリックから展開されるとナットが起点になる、裏出しは択の連続
・ガマゲロゲ:すいすい→S負けからの草技で乙、貯水→すべてが無理
☆Aランク(やや雨選出を躊躇う)
・ヒヒダルマ:初手にナットと対面し、守って技を見てから択ゲー(氷柱落とし怯みは降参)
・バンギラス:雨下でもダイマされると眼鏡なみのりを耐えられる。あと天候をコロコロ変えられるのは厳しい…
・ギルガルド:襷はペリッパーで頑張れるが、保険はキンシで雨ターン稼ぎ。またHBが多数のためガメもキンシと剣舞の択ゲー(なんやかんやしてる内に雨が切れる)
・パッチラゴン:こちらからワンパンできるのが、非ダイマ時での諸刃のみのため、相手のほかに通りがよほど良くないと出さない(相手の非ダイマを狙うが、基本は雨下でないと抜かれている想定)
・エルフーン:コットン→身代わりでナットレイのジャイロが枯らされないように気を付ける
・ドヒドイデ:ラムなら剣舞諸刃を打ちたいが、珠だと反動+珠ダメがしんどい(舞う起点をうまく探す)
☆Bランク(所持してる技、特性次第)
ルカリオ:雷パンチは犯罪、襷を盾にして必ず1体を失う覚悟
ルチャブル:やっぱり雷パ(ry
ヌオー:天然だけで頼む(貯水とか聞いてない)
☆Cランク(個人的に嫌い)
コータス:後だしペリッパーで頑張る(相性はこっちが有利なはずなのに、色々と辛い。特に後続が相性悪い)
カバルドン:雨を降らさせてくれ、頼む